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<さるなし>
<やまぶどう>
<やまぐみ>
<とちの実>
<やまなし> <ななかまど> <柴くり> <あけび> <またたび> <がまずみ> <さんしょう> <やまぼうし> |
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「やまぐみ(アキグミ)」・・グミ類で春に実が熟す春グミ(ナワシログミ)と、夏に実をつける夏グミ
(トウグミ)秋に実をつける秋グミ(やまぐみ)があります。 「アキグミ」は、山野や河原に生えて晩秋赤い実をつけます。アキグミにも「成年」「裏年」があります。 若いは渋みが強く、よほど熟していないとたべれません。 |
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雪の降り始める晩秋に、河原のグミを採取します。 この時期のグミは、完熟して美味しく食べれるようになります。 小さなグミを葉からしごくようにして採取しますが、グミの実で手は赤く染まります。 実は、ポロポロとこぼれ落ち清流に流されていきました。 ・・・・河原に映える小さく真っ赤に色づいた「アキグミ」は、寂寞を感じさせる山村の晩秋です。・・・ |
生食は渋みが強く不適、レモンを加えて果実酒や、ジャムとして利用します 果実酒は赤くきれいな色で美味しいお酒です。 |
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古くから食用として利用されている木の実、大型のドングリで農耕以前の重要な食べ物のひとつ、 穀物の不足しがちな山村では、救荒食物として利用されてきました。とちの木は大木になり実も 大きくたくさんつけて山の動物たちにとっても重要な食料です。森の小動物は冬に備えてせっせと、 巣穴に運んでしまうのです。 ・・怠け者の人間にはその勤勉さはかないません・・ |
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とちの実が落下すると、小さな沢は実で覆われてしまうほどです。手慣れた人は水の中の実を拾い集めます。 (とちの実についた虫がいなくなるため)実は、子供の坊主頭のようなユーモアのある格好をしています。 とちの実を初めて見たとき「変ったクリですね!」と、店の人に問いました。・・はずかしい思いがあります・・・ |
落ちた種子を拾い集めてアク抜きした後にご飯に炊き込んだり、粉にして団子や粥して食べる とち餅や、とちの実煎餅として知られています。 アク抜き方法・・・・とちの実のアク抜きは面倒です。 1.実を拾い集める 2.皮をむき一晩水にさらす 3.木灰をいれて一時間ほどとろ火で煮る 4.火を止めてそのまま一晩おく 5.アクができらないので・・・水にさらして再度繰り返し・・ ・・数日・・あ〜〜あ〜〜面倒ですね・・・やめました・・ アク抜きは他のサイトを参照してみてください。簡単な方法が見つかるかもしれません・・ |
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「やまなし」・・野生天然のなしで、現在の「なし」の祖先と考えられています。高木で晩秋 クリタケや、ナメコを採取しながら落下した実を拾い集めます。 実は梅の実よりやや小ぶりで、「なし」の長十郎のミニサイズです。 実は固くてじゃりじゃりしてまずく生では食べられません。 |
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「やまなし」は、民家近くにあると書いてあるものもありますが、 こちらでは民家周辺で見かけることはありません。奥山に近い山の中にぽつんぽつんとあるだけの 資源量の少ない貴重な「木」です。そのために採取量も多くはありません。 小学校5年生「国語」に、宮沢賢治の「やまなし」という内容があるようで、 秋頃決まって「やまなし」を学習のために欲しいとの連絡があります。 |
果実酒やジャムに加工して利用します。 果実酒にするときは、水分をよくふきとってから、楊枝などで皮に数箇所の穴を開けてから 利用します。 やまなし酒:なしに似た香りが楽しめる果実酒です。咳止め、解熱、痰きりの効果が期待できます。 |
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・・高山に生える「ななかまど」は、美しい紅葉と赤い実で、
秋の紅葉の主役を演じ「みちのく」の山の風物詩となっています。 霧きては くれないいそぐ ななかまど 草村素子 |
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堅い材質で7度かまどに入れてもなお残る・・という名前の由来で ナナカマドは、みちのくでは町の街路樹、東北自動車道沿い、庭木として植えられている身近な「木」 となっています。秋になる実は「成年」「裏年」がはっきりしており、全山で一粒の実もつけない時が あります。 |
赤く熟した実を採取し果実酒にします。実はし少々しなびていても
利用はできます。果実酒にした「ナナカマドの実」は、4ケ月から半年でビンから取り出し
、砂糖を加えて煮てジャムにします。 ナナカマド酒:始めは赤い色ですが数か月熟成すると、淡い琥珀色となり、鮮烈で個性的な 風味がでます。洋酒や他の果実酒とのカクテルにしても美味しい。疲労回復、強精、強壮、 利尿に効果があります。 |
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古来は、山で自生していた栗を拾って食用にしていたと思われ、これが「柴くり」で、「やまぐり」とも 呼ばれます。一般の栗に比較してかなり小さいが甘みは上回ります。昔、栗は貴重な食料でした。栗の木は 伐採されることなく大事に育てられていました。食文化がかわって、家の周りのクリの木は邪魔者扱いで 切り倒されることも珍しくありません。 |
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柴くりは小粒で拾い集めるのが大変です。落ちているクリには虫が入っていることが多く、 穴の開いてないクリを採るには木についているイガを落とさなければなりません。 イガも丈夫でなかなか実を開けさせませんので、思うように採取ができません。 |
実をゆでたり、焼いたりして食べます。 ゆでたものを乾燥させた「カチグリ」は、甘みが増してより美味しくいただけます。 クリご飯:あらかじめ皮をむき、水につけておいたクリを、もち米といっしょに蒸します。 くり酒:皮をむいたくりを焼酎に3ケ月漬け込みます。・・滋養強壮に効果があります 取り出した実は、砂糖で煮込みます。 |
木の実については、こちらからもご覧いただけます。
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