とちばにんじん(トチバニンジン)   
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とちばにんじん(トチバニンジン)

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ダイジェスト版
「ダイジェスト版」
とちばにんじん 葉が栃の木の葉に似ていることから「とちば」、姿が朝鮮人参に似ていることから二つあわせて 「とちばにんじん」、ウコギ科の仲間でタラの芽や、コシアブラ、うどなが「ウコギ科」にはあります。 昔から薬用植物として採取され続けて資源が渇望して現在では、採取はとても難しい薬草となります。
とちばにんじん 晩夏から初秋に赤い実をつけることから、目立つようになります。根を掘りあげると、竹の節のような根が出てきます。 そのために「竹節(チクセツ)ニンジン」ともよばれています。 根の節は一年で一節づつしか伸びないということで、大きい根を見つけるのはさらに困難です、
とちばにんじん 赤い実は特徴があって「愛らしい実」です。この実がトチバニンジンを探す目標です。9月中頃にはこの実も 姿を消すために、とても慣れた人しか採取は困難となります
とちばにんじん 根を乾燥して煎じて用います。 体を冷やす作用があり、熱さまし、健胃、去痰薬としてもちいます。 そのほか育毛剤などにも使われたようです。


★「とちばにんじん」のご案内

とちばにんじん   商品名...とちばにんじん(根茎)
  販売価格...1500円/ 10g
天然とちばにんじんの根茎
品切れの際はご予約ください
ご注文はこちら薬草 健康茶から


・・・「とちばにんじん」・・・

名人が若いときに、とっても著名な薬草があるということで
山歩きを専門にしているおばさん
(この人には山ではきのこの発生地や、きのこの種類を多く教えていただきました)
と、二人でこの著名な薬草を採りに行きました。
一日歩いて採取は二人で3本だけだったのです。
このおばさんは、「これはとっても健康によい薬草だから特別に高く売れる薬草だ」
といい、名人に一本分けていただいたのです。

たまたま採取したてを見ることができました。
もう薬草は「しなびて」ぐったりしています。
長さは60cmぐらいで茎は細く、枝は数本に分かれて実も赤かなにかわからなくなっていました。

「とっても珍しい・・薬草なんだがら」
「一日歩いて3本だけだったんだぁ」
でもその薬草の名称や、効能はよくわからなかったんです。
どうも「チョウセンニンジン・・?・・オタネニンジン・・・?・・」って言っていたように思いますが

その後その薬草は一年に数本採取してくることがありました
根を乾燥して煎じて飲むということでしたが、あんまりいろいろの薬草があるので
この薬草は使わずにそのままになっていました。
それは「とちばにんじん」だったんです。

近年になって、山の先生が「とちばにんじん」を、頼まれたから採りに行くといいます。
「とちばにんじん?」・・・なにそれって感じでした
どうも、中部地方の漢方のお店から頼まれて採取に行くのだそうです。
見たこともないので興味があり、採取日に連れて行ってもらうことにしました。

初秋・・・車は林道を走ります。
立ち木があって、下草がぼうぼう生えているようなところです。
「ここから歩きながら探す」というので、連れて行ってもらった仲間と
先生の後ろについて歩き回りました。

「おおぉ〜」
「見つけましたか!」
「いやいや・・・ほら・・マスタケ」
「マスタケ!」

木の根元と、上のほうに橙色と白の混じったものがありました。
「あれは、なんですか」
「マスタケというきのこだよ」
「きのこ?」

きのこというと、枯れ木にでているのでは?・・
でも、今見ているきのこは生きている木に出ていたのです。
それも、きのこのような形ではなく、扇形に開いて毒々しいのです。
まったくきのこには見えませんでした。

根元のほうのマスタケを採りに行った先生が、
「あれっ・・とちばにんじんだ」
「えっ・・とちばにんじん」
「ほら!」

そういうとマスタケの出ている木の根元から、小さい赤い実をつけた草を指差しました。
赤い実は小さく注意をしないと見過ごしそうです
根元を手で掘りながら、先生は

「これは・・大きい」
「大きい!・・・大きいんですか」
「注意をしないと切れるから・・ていねいにと」

そういいながら、根を採りだすと全草を持ち上げて見せました。
「これが・・「とちばにんじん」だよ・・
         そして・・これが根」
見せてもらった「とちばにんじんの根」は、数珠がつながった格好をしています。
「ちょろきゅう」がつながっているようにも見えました。

「この一節が、一年かかるから・・・これは5年物だ」
根の節を数えながら先生は言います。
「5年物ですか!・・凄い!」
「なかなかこんなものは採れないから」
  と満足げのようでした。

「やっぱりこの周辺にあるから注意して探して見て」
先生の指示に従って周囲を探しました。
先生はすぐに数本を探し出しましたが二人は見つけることはできません。

友達が・・・
「みつけたぁ・・」と叫びます
「見つけた・・・どこどこ」
「そこ、そこ」
「ほんとだ・・あった、あった」
二人は初めて「とちばにんじ」を見つけることができたのです。

それは小さいものでしたが、喜びはとても大きなものでした。

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