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「つちあけび」は、ラン?の一種です。花が黄褐色で咲くそうですがよくわかりません。
色、形とも奇形です。葉が無く実が「アケビ」に似ているというので「土木通(つちあけび)」と
呼ばれています。アケビより赤い花バナナのようにみえますが・・・・でも奇形ですね。
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「つちあけび」は、精力増強、利尿剤として用いられます。秋の暗闇の木立の中で
この「つちあけび」を見ると、異様な姿に驚いてしまいます。たくさんは自生していませんので
それほど多くを見つけることはありません。こんな川柳を見つけました。
精力も欲しいが肝が先に萎(な)え
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★「つちあけび」のご案内
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商品名...つちあけびの実(土通草・・どつうそう)
販売価格...2500円/ 50g
ツチアケビの実を乾燥させたもの
(土通草・・どつうそう)と呼びます。
ご注文はこちら薬草 健康茶から
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・・・「つちあけびとまむし」・・・
山菜やきのこを採取していると、今まで知らなかった不思議な種類に出会います。
「つちあけび」も全く知らないものでした。
いつ、どのようなところにでているのかも・・
山菜を採りに行ったり、きのこを採取に行っても出会うことはほとんど無いのですから。
でも不思議なことに、気がつきます。
それは、その山菜やきのこを始めて採取すると、その後は不思議なくらい
その採取した山菜やきのこが見つかるようになるのです。
気持ち悪いことですが・・・
蛇は暖かいところが大好きなようです。
この周辺の山は天然のお湯が沸きあがっているところが、ところどころに見受けられます。
ここは鳴子鬼首温泉郷で、地熱発電所の近くでは付近の山から湯煙も見ることができます。
地面も熱くなっていることから、他の山よりも早く山菜が採取できます。
山には笹タケもあり、その道の人たちの評判の「ねまがりたけ」採取地となっています。
笹タケは、人の身長以上もあり一度笹タケに入るともう回りは笹竹しか見えなくなります
毎年多くの遭難者がでてしまいます。
その山へ行ったときに、驚くものを発見してしまいました。
笹竹林の中で異様なものが、感じられるのです。
茶色の笹竹が幾重にも落ちた地面からこちらをじっと見つめているものがいるのです。
思わず目をやると、頭が菱形の茶色の生き物でした。
その生き物は、こちらの動きをじっと観察しているかのようです
目は黄色で瞳は黒く、体は茶色の中に黒の縞模様がありました。
「まむし?・・・マムシ?・・」
「まむしだ!」
何度か話では、聞いていましたが見るのは初めてです。
見たことが無かったのに直感的にすぐ「マムシ」だとわかりました。
マムシは目が合うのがわかると、素早く体をクルクルと巻いて首を立てて
攻撃態勢に入ったように見えました。
そうか・・これがマムシか!
驚きましたが、こちらも重装備なので落ち着いてマムシの表情を見ることができました。
これが、蛇が「とぐろを巻く」ということか
そして「かまくび(鎌首)」をもたげるとは、このことをいうんだ。
聞いていたとおりマムシは、こちらを見て逃げようとしないのです。
普通の蛇は、人間の姿を見ると逃げるのにマムシは逃げないと聞いていた通りです。
だから生意気なマムシさんは捕まれるのよ
山では蛇にあうことはめったにありません。
奥山ほど蛇はいません。
蛇の食べ物の、小動物(ねずみ、かえる)が少ないからでしょうか
それもマムシにあったのは初めてでした。
マムシは長靴さえ履いていれば恐くないからというのです。
手にはゴム手袋やビニール手袋をはめていれば手で捕まえられるというのですが・・
マムシ採りの人たちは、二本の木で簡単に捕獲してしまうのです。
だってマムシは逃げないで攻撃しようとするからです
マムシにかまれる大半の方は熟練したマムシ採りの人たちが多いそうです
慣れて気が緩んで失敗するということでした。
さて、とぐろを巻いたマムシですがこちらは重装備ですので安心です
持っていた鎌で竹を切って、竹で少し触ってやると、
初めはタケの動きに反応してましたが、少したたいて驚かすと適わないと見たのか
普通の蛇のようににょろにょろ(このにょろにょろが気持ち悪いです)と、逃げていきました。
体は笹の落ち葉と一体感となりすぐ見えなくなりました。
笹竹林からでると、遭難騒ぎがあり一緒に探しました
見つからずに一時休もうということで草むらに座っていると
地元の人が
「マムシとんながったか?」ときくのです
「マムシ?」
「今マムシではじめだがら・・
マムシ取りにきたんでねえが?」
「マムシではなく・・たけのこ採り」
「たけのことりが〜マムシいながったが」
「いました・・びっくりしました」
「とったが」
「いやいや・・こわくて」
「とんねがったのが・・もったいながったごど」
もったいなんてとんでもない・・・
でもそれからが大変でした。
いままでは、蛇を見ることが無かったのに、この日以降には、
マムシを多く見ることになってしまいました。
マムシはたくさんいるのです。
今までいないと思っていた山でも見つけてしまいました。
・・・・ひや〜〜〜気持ち悪い・・・・
「つちあけび」もそうでした。
9月の後半に、早い「ならたけ」をとりに沢に入る途中に
変な赤い実をつけたものが目に付いたのです
「あれ!・・・」
「変な植物・・???」
異様な形に一時は驚いてしまいました。
でも・・そういえば・・・
名人が・・このようなものを採取してきたことが・・・・
図鑑でも似たものをみたことが????・・・
「なんだっけ」
「つちあけび?」
「つちあけびだ」
ツチアケビの初めも、偶然に出会ったものでした。
今まで何回と無く同じところにきていたのに、気がつかなかったのです
来ていた季節が違っていたからなんでしょうか
周辺には同じ赤い実をつけた「つちあけび」が数本あったのです。
それからは、「つちあけび」を、容易に見つけることができるようになりました。
「つちあけび」の自生場所はほぼ決まっています。
どうしてこれまで見つけられなかったんでしょうか
「つちあけび」「まむし」
いまはあんまり歓迎しないのに、見つけられるようになってしまったのです。
あ〜あ〜やだ・・やだ・・
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