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「ちちたけ(チチタケ)発生環境」
晩夏から初秋、広葉樹林に発生する茶色のきのこで茎や傘から乳液をだす「チチタケ属」筆頭のキノコです。
キノコと風には因果関係がありますがこのチチタケはその傾向が特に強く風の通る崖地や林道沿い斜面に発生します。
そのためにチチタケ採取は滑落などの危険が伴い難易度の高いキノコです。
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「ちちたけ(チチタケ)」
地方によって特に愛されているキノコがあります。当地方では「ナメコ」で、採取も食べるのも「ナメコ」ですが、このチチタケは
北関東では異常な人気です。チチタケから出汁をとっての「チタケうどん」は郷土料理になっているようです。このため採取にも
執着があって危険なところまで採取に行って滑落死亡もあるということなのでその異常な人気がうかがい知れるのです
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「チチタケの成菌と幼菌」
チチタケの成菌と幼菌が一緒に出ています。初秋チチタケは崖地など風とおりのよい場所に一斉にでてきます。幼菌、成菌とも姿形、
色などは全く一緒なので判別しやすいキノコです。おもしろいことに幼菌ももろくボロボロと折れやすいので注意が必要です
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「黄色のチチタケ」
普通のチチタケと同じ時期、環境にでる傘の黄色いチチタケを見ることができます。傘は茶色のスタンダードなチチタケと違い内側にまかずに
平らからロート状になって、茎も細く「ヒロハチチタケ」に似通っています。色や形は違いますが乳液、茎のもろさは全く同一で「チチタケの変種」でしょう。
「キチチタケ」というのもありますがこれとは発生環境もちがい別のもです。
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「黄色チチタケとの比較」
2種類を並べて比較してみました。色や形は違うのですがその他の特長は全く一緒です。このようにチチタケの採取できる場所には
このチチタケと「ヒロハチチタケ」が一緒に混合して発生しています。ある場所では「ヒロハチチタケ」のほうが多い場所もあります。
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「白いキノコ・・シロハツ」
チチタケと同じ時期、環境にでる白いキノコに「シロハツ類」や「ツチカブリ類」があります。これらはチチタケ以上に発生していますが
一部に毒性のものがあるために注意が必要です。見分けは乳液を出す種類かどうかでシロハツ、ツチカブリに分類します。
採取して傷をつけたり、柄を折って乳液の出を確認します。この場合には乳液を出さないので「シロハツ類」と判断ができます。
シロハツは食用になってますがシロハツモドキとの同定は難しいので採取は控えます
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「白いキノコ・・シロハツ」
このように「シロハツ」は散生、群生で沢山見ることができます。成菌は色がきれいでつい採取したくなります。
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「紅色のきのこ・・ベニタケ」
白いキノコ同様、紅色のキノコもこの時期にはあちこちで目に付きます。「ベニタケ」ですがこれも種類が豊富で食用もありますが
誤って判別を誤るので採取は控えましょう。「ベニタケ」の見分けは傘と柄でおこないます。特に簡単なのは柄の色で見分ける方法です。
柄の色が白一色の場合には「毒ベニタケ」、柄に紅色が混じっていれば「ヤブレベニタケ」などですが、やっぱり採取は控えましょう・・
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「アカヤマドリ」
チチタケと同じ時期、環境にでることからチチタケ採取に行くとこの「アカヤマドリ」が見つかります。派手派手の原色のきのこで
南米のキノコを彷彿させます。傘の大きさ、表面のひび割れなどが採取をためらわすのです。食用とわかっていてもちょっと
手が出ない「タマゴタケ」同様やっぱり考えてしまう今日この頃です。・・
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★ちちたけ(チチタケ)商品のご案内
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商品名...ちちたけ(チチタケ)
販売価格...1800円/ 300g
チチタケの
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商品名...きのこ瓶詰めミックス
販売価格...1200円/1瓶(250g入れ)
旬のキノコを瓶詰めにしました
初秋、晩秋品があります
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商品名...味付けキノコ
販売価格...600円/100g
天然のキノコの味をすぐに召し上がれるように
味付けしたキノコです
ご注文はこちら加工珍味品から
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商品名...きのこビデオ,DVD
販売価格...1500円/1枚
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春夏編、秋冬編、毒キノコとあります
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