ネマガリタケ(タケノコ) 山菜きのこ直売所「ちいくろ」  
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ネマガリタケ(タケノコ)

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ネマガリタケ(タケノコ) 「ネマガリタケ」
イネ科のクマザサ属、別名「チシマザサ」「ジタケ」とも呼ばれ、採りたてはとても美味です。高山に分布し 「みちのく」の代表的な山菜です。高さは1〜3m、タケノコ自体は10〜20cm位、太さは1〜2cm と小さなタケノコです。画像は霧が出始めたササタケ林です。この時期笹竹山には霧が発生して危険です。
ネマガリタケ(タケノコ) 「ネマガリタケ」
「ねまがりたけ」は身の丈ほどもあります。タケノコを探しながら地を這うようにして採取します。 タケの産地は雪が多く、冬には雪に押し倒されてしまいます。雪の重量で折れ曲がっているために 「ねまがりたけ」と呼ばれてもいます。
ネマガリタケ(タケノコ) 「ネマガリタケ」
「ねまがりたけ」は凄い成長力を秘めており一夜でも大きくなります。山村のスタミナ源食品として、 山で働く人々はこのタケノコの料理をよく食べ、この時期は病気も少なくなると言われるほどです。 自然食ブームで採取され続けて資源が減少しているのが気がかりです


★ネマガリタケ商品のご案内



ネマガリタケ(タケノコ)   商品名...ネマガリタケ
  販売価格...500円/100g
ねまがりたけは、採取後なるべく早く茹で上げるのが美味しくいただくコツです。 遅れると固くなり、「エグ」さが出ます。 ねまがりたけ販売は5月から6月ころまです。
ご注文はこちら山菜から
ネマガリタケ(タケノコ)   商品名...ネマガリタケ瓶詰め
  販売価格...1000円/1瓶(200g入れ)
奥山で採取のできるネマガリタケの小さなタケノコの瓶詰めです。そのまま マヨネーズでお酒のおつまみに、煮物、炒め物、汁物、うどんやそば、ラーメンなどの 具材としても利用できる美味しいタケノコです。
ご注文はこちら加工珍味品から
ネマガリタケ(タケノコ)   商品名...山菜ビデオ,DVD
  販売価格...1500円/1枚
山菜各種の発生状況や採取風景のビデオです
山歩きが楽しく山菜が身近に感じられます
自然に親しむ「ツール」としてご活用ください
ご注文はこちら山菜ビデオ,DVDから
ネマガリタケ(タケノコ)   商品名...山菜採取体験
  販売価格...3000円〜
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新しい自分発見をしてみませんか
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・・・・・・ねまがりたけ・・・・


    
   「ねまがりたけ」は「みちのくの山菜採りの代表」ともいえるほど人気があります。
   雪解けが始まると人々は雪どけと同時に採取場所を移動しながら5月から
   7月の始め頃まで採取し続けます。
   山には一面に「ササタケ」が自生しており、採取場所はたくさんあります。
   でも太くて柔らかく良い「ねまがりたけ」は、ササタケの大きい人里はなれた奥山なのです。

   当然「遭難」の危険を伴う「たけのこ採り」となるのです。
   例年必ず「遭難者」が出てしまいます。
   笹山に入ると周りはササタケしか見えません。背の高さも2〜3mぐらいのササタケとなり
   慣れた人でも迷ってしまうほど、方向感覚が無くなります。
   ・・・とても危険です・・・
   遭難者が多いために危険を知らせる「立て看板」が目に付きます。
   場所によっては「遭難のために立ち入り禁止」区域も出てしまいました。

   奥山は気象条件が里山とは、比べ物にならないほど変化します。
   特に「霧」は危険です。笹山で霧が発生しますと
   あたり一面は霧だけで何にも見えなく頼りは沢や、感に頼りながらの下山となります。

   「ねまがりたけ」のシーズンになると、道の脇には本当に多くの車が駐車します。
   きのこのシーズンでもこのような光景はありません。
   いかに「ねまがりたけ」の人気があるかがうかがい知れます。

   また山村の大きな収入源にもなっている貴重な山菜です。

   ・・・・「ねまがりたけ」を採れる人は、本当の山菜採りでしょう・・

・・・・これも「たけのこ」?・・・


    
   「たけのこ」・・・といえば春の「煮物」には、欠かすことのできない「旬」の味です・・・
   「山菜」に興味がなかったころ、作業場に小さく細いタケノコがおいてありました。
   「これは・・」とたずねると「細タケ」という返事、
   そういえば竹にはタケノコがでますが・・、
   里山の細い竹でも小さな「細い竹の若芽」が出ています。

   細くスラット伸びた「細い竹の若芽」を採ってみました。
   これも「たけのこ?・・」あまりの違いにとまどいました。子供の小指ほどの太さもない
   細い竹の子供の、皮をむいて見ることにしました。
   何枚かむきますがタケノコの姿がでてきません。
   ・・・皮だけ?・・あれ?・・根元のほうに白いものが見えてきました。
   出てきました1〜2cmほどの本当に小さなタケノコです。

   ・・・・・・・これ!・・食べられる?・・・

   名人に持っていくと「クエルヨ」というのです。
   ・・・食べられる・・・???・・これも「タケノコ」なんだ。・・・
   しばらく見つめてましたが、どうしても「タケノコ」のイメージが湧きませんでした。

   それから数年たった山菜採りを始めたころ
   名人が今日は「タケノコ」採りにいくぞ・・というのです。

   「タケノコ採り?・・」
   山にもあの大きな孟宗竹?・・がでているんかな?と思いながらの同行でした。

   行く途中の山の斜面には大きな竹やぶが結構あちこちに見ることができました。
   今までの聞きかじりの知識では、タケノコ採りというと
   シャベルなどが必要なように思いましたが・・・
   特にそんな道具も見当たりません。

   ・・・ほんとにタケノコ採り?・・・
   そうか背の伸びたタケノコを頭を持ってもぎ取るんだな
   ・・・そうだ!・・きっとそうなんだ!・・

   でも車は大きな竹やぶを何度も過ぎてしまいました。
   ・・・奥山に近づいてきたのです。・・

   ・・「あれ!・・奥山にも竹やぶはあるの?・・」
   「竹だったらどごにもあっちゃ」・・・
   「あるんだ・・そうか里山の竹やぶは人里近くだし・・持ち主もいるし・・」
   「タケノコ泥棒になるんだもの・・そうか奥山か河原の竹やぶに行くんだな・・・」

   山に入ってまもなく車は河原の土手に停車です。

   「あの・・タケノコ?」
   「コッカラアルイダドゴ」
   歩いたところ・・でも・・一面には杉林や雑木林は見えますが・・・竹林は?・・・
   そんな不安など少しも気にする風でなく、
   「いぐよ」と言いながら歩き始めました。
   「ハイ・・ハイ・・」
   道を歩いてすぐに

   「ほらそご」
   ・・「エッ」
   ・・「ほら」・・

   竹林など一向に見えないのです。でも「ある」というのです。
   ・・・「どこ?」・・
   きょろきょろしてると「ほら」といって、土のところから「タケノコ」を採ったのです。
   まるで「手品師」のようです。
   想像していた「タケノコ」とは違いましたが、
   でもそこそこの太さなのです。

   ・・・これは?・・「タケノコ」??・・

   「そこにも」というのですが・・・竹の姿は見えてないのです。
   杖で指されえたところを見ると、さっき採ったと同じような「タケノコ」がでていました。
   竹のないところに「タケノコ」がでる?
   ・・・なんで??・・・不思議そうにしていると
   「そこに竹があっちゃ」

   ・・と言うので見てみると、林道から少し上がったところに
   雪で押しつぶされた細い竹が数本地べたに寝た状態でありました。
   「あそごがらのねっこがこっちにでだの」

   ・・・「でも・・あっちの竹は細いのに・・」
   寝ている竹の太さは貧弱なものでした。
   でも採取したタケノコは立派な「タケノコ」なのです・・

   「タケノコは親より子供が大きいのしゃ!」

   「親より子供が大きい?・・」
   全てのタケノコは親の竹より子供の「タケノコ」の方が太いんだそうです。
   「タケノコ」も背が伸びると急激に細く高く伸びていくのです。
   ・・それで・・こんなに太いの?・・・

   「タケノコは採ってやらないと出なくなるんだ」
   ・・「採ってやらないと出なくなる?」・・
   「採り過ぎると、枯れるんでは?」
   「うんでねえ・・とってやんねと竹どうすが混みあってでねぐなんだ」
   「ほら・・だがら混みあわねえこっつぬででちたんだ」・・・・
   「そうか・・・そうなんだ・・採りすぎることって無いわけなんだ」
   「この竹は?・・」

   「ねまがりたけだ!」

   「ねまがりたけ・・これが・・」
   ・・・・・これが「ねまがりたけ」か・・

   そう呼ばれた「たけのこ」の親は、冬の豪雪の重さにも耐えて
   「子供のタケノコ」を、道端まで伸ばしてきたのです。

   ・・・・・これが「ねまがりたけ」・・・・

   ・・・・これも「たけのこ」なんだ・・・・

・・・・クマ笹は「熊笹」?・・・


    
   山には似たような「笹竹」がありますが、一番多く見かける笹に「クマササ」と呼ばれる
   「ササ」があります。昔の時代劇でお侍さんが背負っていた包みを広げて「おにぎり」を
   食べるシーンがあり、「おにぎり」を包んでいるものに「ササの葉」が用いられていたのを
   目にしたものです。

   このように「ササの葉」は、食物の殺菌に用いられてきました。
   今でも名残があって寿司を入れる器にササをいれたり、漬物にササを入れることも
   良く知られています。また「クマササ」の葉は健康茶にも用いられています

   この「クマササ」を、長い間「熊笹」だと思っていました。
   熊が出さそうな場所に出ていることから「熊笹」なんだと思い込んでいたのです。
   ・・ところが何気なく健康茶を見ていたら「クマザサ」が出てきて「クマササ」の由来は
   「隈笹(くまささ)」だと書いてあるのです。

   ・・・「隈笹(くまささ)」・・
   ・・・なんで?・・・・

   この笹の葉は、冬季間になると葉の表面が「隈とられている」ことから、
   「隈笹(くまささ)」と呼ばれているのだそうです。

   ず〜といままで「熊笹」だと勘違いしていました。
   「熊笹」を見ると「熊」が出そうだと思ってみていたのです

   さっそく「クマザサ」を観察してみることにしました。
   すると、きれいに「隈採られてる」葉を多く見ることができたのです。

   これが「隈笹」??・・
   「熊笹」本当は「隈笹」だったのです。

    
クマササ 普通の隈笹(クマササ)
普通に見られる「クマササ」の葉、ず〜と「熊笹」だと思っていました。 葉は大きいし、熊の出そうな場所だし、いまでも「熊笹」のほうが合うような気がします
クマササ 隈とられた「隈笹」
きれいに隈とられた「隈笹」・・・ふ〜んこれが「隈」か・・・なんかしっくりこない「隈笹」なんです

ねまがりたけの料理


     
ねまがりたけの栄養価

タケノコの中ではもっとも美味しく、奥山スタミナ山菜と呼ばれるほど、大きな成長力を秘める成分は 「味の素」と近隣のチロシンで、栄養にもなり、神経伝達物質で甲状腺ホルモンやメラニン(色素)の 原料ともなるアミノ酸として位置づけされている。タケノコの成長が早いのはチロシンとアスパラギン酸を 多く含むためで、これらはスタミナ源でもある。

料理
いろいろの料理方法があり北国の春には欠かせない山菜料理となっています

・・・新鮮な生で・・・

天ぷら・・・・・採りたてのネマガリタケの皮をむき、生のまま揚げます。大根おろしを落とした 天ぷらつゆで・・・・味は格別ですよ。

汁の実として・・・タケノコの素朴な風味を楽しむには、タケノコ汁が一番・・・ タケノコの味噌汁で・・タケノコをたっぷり入れるのがコツ

・・ゆでて・・・

ポイント・・・ネマガリタケは、 採取したらすぐゆでるのが基本です・・・ゆでるのが遅れますと、 固くなったり「エグ」さが、強く出ます。ゆでたら皮をむいて調理に利用します。 ・・・皮はゆでてからむきます・・・

おひたし・・・根元に固さがある場合がありますので包丁などで根元を軽く叩いてやります。 ・・・生姜醤油、マヨネーズなどで・・・シャリシャリした歯ざわりと、淡白な味わいが楽しめます。

そのほかタケノコご飯、煮物など

変った食べ方・・・生のまま皮ごと火にあぶって味噌(醤油でも良い)をつけて食べる・・美味しい・・・。

    
保存方法
ねまがりたけは山村の貴重な収入源で加工開発も盛んです。もっとも多いのは瓶詰め加工です


ご注文やお問い合わせ先
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ちいくろ
〒989-6216 宮城県大崎市古川柏崎字大町193-2
メールアドレス cheechro@sansaikinoko.com TEL: 0229-26-3475
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